ニキビ跡の話
ニキビ跡の治療
にきび跡を治すには、にきび跡の症状によって皮膚科やエステティックサロンで専用の機器を使って治す方法から、自分で市販のものを利用してにきび跡を改善させる方法まであります。
にきび跡といっても様々です。にきびが治ってからも残り続ける赤や茶のシミのような色素沈着、肌がぽっこり盛り上がったにきびや、陥没したクレーターのようなにきび跡、ケロイド状になっているものなど、それぞれに合った治し方が必要です。
すぐに元の肌の状態に戻すことは難しく、完全に治るというものではないということを理解しましょう。
にきび跡の治療をするには、専門医(皮膚科)による適切な治療を受けることもお勧めします。
にきび跡の治療は、にきび跡の種類によって異なります。例えば、へこみのある凹にきびは、ヒアルロン酸注射やコラーゲン注入などで物理的に盛り上げることもできます。
ニキビ跡を消す
炎症を起こした赤にきびや膿にきびによって肌の組織を破壊されてしまったら、それは、傷跡のようなものですから、にきび跡が自然に消えることはありません。皮膚科、美容整形外科でにきび跡を消す方法には、次のようなものがあります。
・ケミカルピーリング
シミやにきび跡の色素沈着に効果があります。
・レーザー治療
ほぼ全てのにきび跡に対応しています。
・ヒアルロン酸の注入
にきび跡のクレーター部分を目立たなくする方法です。
いずれにしても、にきび跡を全く消すというよりも、目立たなくするという事に近いようです
ニキビ跡をレーザーで
にきび跡をレーザーで治療することができます。
にきび跡の治療は程度によって、とても難しいものです。医療レーザー治療は、色素沈着やクレーターなど、ほとんどの症状に適応していて、効果を上げています。また、敏感肌の方でも治療を受けられるという利点があります。
レーザー治療というのは、レーザー光線をにきび跡に当てることで、コラーゲンの産出を促して凹んだ部分を盛り上げ、開いた毛穴を小さくして、にきび跡をきれいにします。
ニキビ跡の治療薬
にきび跡を改善できる薬があります。にきび跡の治療に使える外用薬は、抗生物質、ビタミン剤、角質剥離剤の3種類がよく知られています。
抗生物質は、ローションタイプのものの方が効果があります。ビタミン剤は、ビタミンC誘導体配合のローションがかなり評判になっています。角質剥離剤は、ピーリングともいいます。
にきび跡の中でも凸にきび跡のための治療薬でよく知られているものが、ケロコートというシリコンジェルです。シリコンのフィルターが圧力を加えて皮膚のデコボコを治します。
ケロコートは、全米で人気NO.1の人気で、やけど跡を治すめの医療品でした。赤いケロイド状や肥大した傷跡から普通の傷跡、にきび跡にも、シリコンジェルのケロコートを少し塗るだけで、きれいに改善されると評判です。
他には、クリニセルとトリポロンがあります。にきび跡の表面に適度な圧力を加え、静電気エネルギーが傷の修復を促進します。日中はウィンクル・スポッツジェルが便利です。使っているうちに、にきび跡が目立たなくなってきます。
ビタミンC誘導体が配合されているものは、コラーゲンの合成を促進して保湿を促す効果がありますので、にきび跡にも効果があります
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