白髪、美髪
白髪は、薄毛、男性型脱毛症とともに、遺伝的な要素が強いとされるものの、その原因は、いまだ藪の中。女性の白髪が増えるのは、40歳前後から、といわれています。白髪のメカニズム
白髪とは、年齢を重ねるにつれて色素細胞の能力が衰え、毛髪の色素が消失した状態のことです。1本1本の毛髪が生み出される頭皮内の「毛包」と呼ばれる内部には、毛乳頭という突起があり、毛細血管で運ばれてきた養分をたくわえている。
毛細血管や神経がある毛乳頭のまわりには、毛母細胞があります。毛母細胞の間には、髪の色を作るメラニン色素を生成するメラノサイト(色素形成細胞)があり、そこでメラニン色素を生成、コルテックスに行き渡り、髪に色をつけているのです。
日本人ならだいたい黒色、世界的にみれば金色あり、茶色あり。こうした頭髪の色は、毛髪が頭皮内で成長する過程のどこかで、色素細胞(メラノサイト)がつくり出したメラニン色素が毛髪内に取り込まれることで決まる。
つまり、毛母細胞そのものがつくり出す毛髪は、もともとは白髪なのだ。それを黒く見せているのは、色素細胞(メラノサイト)がつくり出すメラニン色素のはたらき。
加齢や病気などにより、メラノサイトが徐々に減少、それに比例してメラニン色素も減少します。その結果、髪の色素が薄くなり、白髪になる、というわけです。
毛髪は生えたらずっと伸び続けるものではない。きちんと寿命というものがあります。この寿命は、男性で3〜5年、女性の場合は4〜6年といわれる。
頭皮には、日本人の場合、10〜15万本の毛髪が生えているといわれているので、1日に約50本程度の抜け毛は、髪の寿命による自然な脱毛とされている。
問題となるのは、この脱毛の際に、色素細胞(メラノサイト)までもが毛髪とともに失われること。健康な頭皮内であれば、こうして色素細胞(メラノサイト)が激減しても、次の毛髪が生えるときに再配置され、メラニン色素がつくられる。しかし、何らかの原因で再配置が起こらないと、白髪となってしまうのです。
つまり、白髪にとって最も重要なのは、毛髪の生え変わりの時期ということができる。色素細胞(メラノサイト)を活性化し、新しい髪のために再配置をスムーズに行わせる必要があります。
・・・・次頁は白髪の原因と対策・・・・ | 次のページ→ |
染めるほど健康な髪へ!植物染料で白髪染め!『カンタンソマール』 ![]() 美容業界から生まれた白髪染めジェル!天然植物色素使用で髪を傷めず、ボリュームを与える白髪染めです。染まるのは白髪だけの、トリートメントタイプ。 無臭・低刺激で洗い流す必要がないほど髪に優しく、高いトリートメント効果! ![]() |