美容液・乳液
乳液とは
主に肌に油分を与えるためにつける、不透明で粘り気のある乳状の化粧品です。以前は化粧水とセットで売られていましたが、これは、肌に水分を与えた後に、油分で閉じ込めるというスキンケアの考え方に基づいたものです。
ただこの考え方は、今では少し古い考え方のようです。肌の水分は、油分で閉じ込める作用よりも、セラミドなどの保湿成分と水分が結合することによって保たれているからです。よって今では乳液よりも美容液全盛期になっているわけです。
しかし最近は、保湿成分が配合されている美容液に近い乳液も出ています。乳液を手放せない人は、そういったものであれば使ってみるのもいいかもしれません。
また人によりますが、30代までは皮脂分泌が充分にあるので、必要以上に油分を与えるのはあまりよくありません。油分をあまり多く含んでいない乳液を選んだ方がいいでしょうし、Tゾーンは基本的に皮脂が多いので、Uゾーンや目元、口元だけにつけた方がいいでしょう。
顔全体になじませる
手のひらにとり、一度顔全体に軽くなじませます。指の腹でのばす
指の腹を使って、顔の内側から外側へ、下から上へとなじませていきます。鼻だけ上から下へとなじませます。目元とフェイスラインをおさえる
最後に目元とフェイスラインを手でそっと押してなじませます。
30代まで、特に思春期の場合は、肌に皮脂が多く油分を与える必要がないことも考えられるので、乳液をつけるのであれば顔全体ではなく、乾燥が特に気になる部分だけにつけるようにしましょう
乳液(ミルキーローション)は、水分と油分が混じったものです。
クリームに比べると、油分よりも水分が多く、化粧水をつけても
そのままだと、せっかく肌に潤いを与えていても、与えた水分が
蒸発してしまうので、肌に油分でふたをして水分が蒸発しない
ようにする役目を乳液(ミルキーローション)はしています。
化粧水が肌に水分を与えることが目的なのに対し、
肌に油の膜をつくるったり、美肌のために、栄養を与える
ことが、乳液(ミルキーローション)のスキンケア化粧品の目的になっています
脂性肌(オイリースキン)の方で、肌にべたつきが気になる方は、
乳液によって、余分な油分を肌に与えてしまうことになり、
肌にトラブル(ニキビ)の原因となってしまうこともあります。
乳液をつける際は、乾燥しがちなUゾーンのみにつけることが
正しいスキンケアの方法です。
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