美容液・乳液
美容液とは
基礎化粧品の一つ。
洗顔後、化粧水で水分を補った後の肌に使うのが一般的。
乳液状のものやジェル状のものなどがある
美容液とは具体的に言ってどのようなものでしょうか?
化粧水がローションなら美容液はエッセンスです。
美白美容液・保湿美容液・くすみ対応美容液・たるみ対応美容液などたくさんの美容液があります。
クリームの働きとはまた違います
美容液(エッセンス)とは、簡単に言うと化粧水の高級化粧水と
考えると分かりやすいかと思います。
基本的には、美容液(エッセンス)には、油分は含んでいないため、
肌のつけ心地もサッパリとした使用感で、化粧下地の変わりに美容液を
代用して使うこともできますよ。
化粧水が肌に水分を与えることが目的なのに対し、
肌に油の膜をつくるったり、美肌のために、栄養を与える
ことが、美容液(エッセンス)のスキンケア化粧品の目的になっています。
化粧水のあとにつける美容液は、たいていは透明か半透明のジェル状のもので、保湿成分や美白成分、最近ではアンチエイジングの成分など、いろいろな成分を含んでいる化粧品です。
最近では美容液にもいろいろな種類が増えて、化粧水のように水気の多いものや、クリームに近い硬さをもったものもあります。
美容液はまず保湿の効果がしっかりあることが大事です。セラミドやレシチン、ステアリン酸コレステロール、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンといった保湿成分がどれくらい入っているか確認しましょう。美容液には保湿だけに専念している、いわゆる保湿液と呼ばれるものもあります。
美容液と名乗っているからには、保湿以外の美容効果も期待したいので、アルブチンやエラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体などの美白成分や、同じくビタミンC誘導体、ナイアシン、ポリフェノールなどのアンチエイジング成分など、自分のスキンケアに合った成分がどれくらい配合されているか、確認するようにしましょう。
これは実際に使ってみないとわからないことが多いですが、硬すぎたり、ベタベタ感が多い美容液は、肌に刺激になる場合があります。粘性を増すために、増粘剤という化合物を使っていて、これが多すぎると、逆に肌荒れの原因になることがあるからです。なるべくサラッした感触の美容液を選ぶようにするといいでしょう。
ファンデーションの前に専用の化粧下地をつけることがあります。これはファンデーションの乗り具合を良くしたり、肌色を調整したりするものですが、その分いろいろな成分が入っていて、肌に負担になる場合があります。
肌の水分と油分のバランスがよければ、美容液をつけるだけで充分、化粧下地のかわりになります。乾燥肌が気になる場合は、その上に保湿成分が配合されている乳液やクリームをつけてあげるといいでしょう。
保湿効果はもちろん、美白やアンチエイジングの効果を狙っているわけですから、気になる一部ではなく、顔全体につけるようにしましょう。つけ方は化粧水と同じように手を使ってそっとなじませていきます。
保湿専用タイプと美白タイプなど、2種類以上の美容液をつける場合は、まず保湿タイプをつけてから、その他のタイプのものをつけます。
また水気の多い美容液と油っぽい美容液をつける場合は、先に水気の多い美容液をつけるようにしましょう。ただTゾーンは皮脂分泌が多めなので、油っぽい美容液はUゾーン限定で使った方がいいでしょう。
美容液(エッセンス)のつけ方としては、Uゾーンにたっぷりとつけ、
残りの部分をTゾーンにのばして使用するといいでしょう。
美容液は、しわやシミ防止だけではなく、肌のトラブル防止別に
配合されている物が多くあります。
(美容液でも、化粧品メーカーによっては、油が入っている場合もあります)
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